ABOUT US

SOME-ISM(ソメイズム)は染めの職人とお客様を繋ぐプラットフォームです。名前の意味は、SOME=そめ=染め、ISM=イズム=主義。

京都には柿渋染、奄美大島には泥染など日本各地には様々な衣類の染色文化があります。それらの染色技術は植物などの天然素材を使って染める為、自然な色合いが特徴で長年日本人に愛されています。しかし、現在私たちが毎日身につけている衣類の99.99%は合成染料で染められています。1800年代後半からの衣類染料の化学化が進み、大量生産・大量消費の時代になり環境への負荷が非常に大きくなりました。その結果、国連貿易開発会議ではファッション産業は環境汚染産業の世界2位に位置付けられました。また、生産の効率化を求めた事により、伝統的な日本の染色技術への需要は激減しました。少子化による染色産業の労働力の減少も重なり、日本の伝統的な染色文化は衰退の一途を辿っています。

私たちは、様々な染色業界の職人に会う事で、職人の熟練された手作業によって表現される繊細な色の美しさ、天然の染色で得られる製品の効能、技術に対する職人の情熱を目の当たりにしました。同時にその文化やビジネスが置かれている厳しい状況を知りました。

この素晴らしい文化・技術を後世に残すお手伝いが出来ないか考えた結果、職人が苦手としているオンラインマーケティングやECの手助けが出来るのではないかと考え、職人とお客さんを結ぶSOME-IMSを作り始めました。SOME-ISMを通して、日本のみではなく世界中の人に日本の染め文化を知ってもらいたいと考えています。